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11/16 物語の始まりと終わり

レアが出ないので、ややレア探しにも飽きてきました。といってもぜんぜん熱心に探していないので、何いってんのって感じですけど。

倦怠期のようなものなんでしょうか。
アルチ敵強いし。ますます萎え。


PSOに限らずでずが、私はRPGってのは、一番最初が好きです。
物語が始まって、さあ、これからやっていくんだぞ
ここはどんな世界かな、みたいなことを感じる瞬間が一番好きです。
RPGをとっかえひっかえやってた時期もありますが
その瞬間を求めてやっていた節もあるなあと感じます。

そして、初めのころの、しょんぼりした装備やテクニックで
本当にのどかなクエストを消化していくころが一番好き。
なんというか、物語に浸っている瞬間がとてもすきなのですな。

PSOって言うゲームは、明確なストーリーがあまりないゲームだと私は思っています。
オンラインゲームってのは、ふつうのオフラインゲームのような物語をひつようとしない。世界観を形作る最低限の筋立てだけあれば、それでいいわけです。理由は簡単で、あんまりにも物語をかっちりと規定してしまうと、一度エンディングを迎えてしまったとき、その物語(=ゲーム)は終わってしまうから。物語には始まりもあれば終わりもあります。始まりがあって、真ん中の話が膨らむパートがあって、最後にエンディングがある。エンディングを迎えてしまえばその物語は終わってしまってしまう。その瞬間、物語は消化されてしまって、今現在楽しむものではなく、ただの楽しかった物語になってしまう。アイテム探しとかが残るわけですが、あれはおまけです。そこに物語がなければ、ただのコレクション魂のなせる業になってしまう。

じゃあ、明確な物語がないPSO物語ってなんなのといえば、それはおそらく成長の過程であるとか、ある程度強くなるまでにいくつもある人との出会い、何だと思います。それから、つらかった戦いとか、ロビーでのチャットとか。別につらい戦いはアルチだけでなくって、たとえばスタート時の始めて森なんかでもいいわけです。

私はゲームはへたっぴいなほうなので(反射神経が鈍いので)、Lv1ハンターで初めて森にいったとき、ものすごく緊張しました。武器はセイバーしかないし、攻撃食らうと死にそうになるし、モノメイトないしお金もない。でも、そんな緊張感がこのゲームを続けていることに影響していることも確かで、あの感じが今も忘れられません(もちろんゲームに慣れてレベルも上がったころに仕返ししに行きましたが)。

弱いころって好きです。
これからどんどん強くなっていくし、消費される物語がまだまだたくさん残っている。
目の前に物語が広がっている感じがして、とても安心します。
強くなればなるほど物語の幅が狭くなっているような気がして、いつもゲームの終わりはブルーになっていたなあと今思います。物語が収束していく感覚も好きですが、それ以上に物語が終わってしまうというさびしさが勝つんでしょうね。

アルチまで来ると一通りの物語は消化してしまっていて、だんだん物語が硬直してきます。そうなると本当にアイテム探すしかないみたいなこと、強くなるしかない、みたいな。強くなって加減もきかず、めったに乱入したりもできなくなってくるし(アルチ乱入は体外アイテムまっしぐらでつまらんとです)。そうなると、あまり積極的な物語をもてない悲しさがあるような気がします。

アルチを回って、アイテム探して、見つからないと叫ぶ。これも物語かもしれませんが、なんか、ちょっとちがうかなあと思うこともあり、最近少し戸惑っています。
アルチは敵が強いので、いつでも死線をくぐれるわけですが、強いの当然! な感じばっかりではなんだか感覚が麻痺しそうでつ。

さあて、少し別の楽しみ方を見つけないとなあ。
いっそロビー担当にでもなろうかしら。

管理人のたわごとでした。
お気に障った方はごめんなさい。


はー、少しはいてすっきりした。
by Ihathesa | 2004-11-17 11:18 | 最近思うこと
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